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資産形成について

【株式投資】株主優待銘柄の優待効率について

 株式投資2年目,まだまだ初心者の私さわやまは,高配当銘柄・優待銘柄が大好き!

 中でも優待銘柄は,優待品をもらうとうれしいし,株主になっているという実感が得られる点で満足度が高くて,株を買うときについつい重視しちゃいます。

 

 効率厨の私は,優待銘柄を買うときは優待効率を最大化することを考えていて,優待利回りを下げないために,必要以上の株数を保有しないようにしています。

 私が保有している銘柄を例に挙げて説明しましょう。

 

 

【7172】ジャパンインベストメントアドバイザー

権利確定月 12月末日
単元株数 100株
優待の種類 買い物券・プリペイドカード、その他

株主優待の内容

①クオ・カード 及び ②日本証券新聞デジタル版購読券(1ヶ月 3,000円分)

100株以上 継続保有期間 1年未満:① 1,000円+②3ヶ月
継続保有期間 1年以上*1:① 3,000円+②6ヶ月
継続保有期間 2年以上*2:① 5,000円+②6ヶ月
2,000株以上 継続保有期間 1年未満:① 3,000円+②6ヶ月
継続保有期間 1年以上*1:① 5,000円+②12ヶ月
継続保有期間 2年以上*2:①10,000円+②12ヶ月

*1:12月末日、6月末日時点の株主名簿に同一の株主番号で、連続して3回記載または記録された株主様。
*2:上記同様に、5回以上連続で記載または記録された株主様。

 
 

 

 優待利回りが非常に高い銘柄。

 継続保有すると優待内容がグレードアップするのも良い。

 この銘柄は,クオ・カード目当てで2020年12月23日に購入しました。

  

 100株保有と2000株保有を比べると,どの保有年数のときでも100株保有の方が圧倒的に優待利回りが高い。

 つまり,この銘柄に関しては,優待利回りのことだけを考えたら,優待権利最低株数の100株保有が一番効率が良いです。

 

 私は,100株保有で同じ優待をもらえるなら,200株以上保有すると損をしている気がするので,優待銘柄を買い増しすることはほとんどないです。

 同じ優待内容を比較するとき,その優待権利最低株数を保有すれば優待効率が最大になるという法則は,JIAに限らず,他の銘柄でも大抵当てはまります。

 つまり,ほとんどの銘柄で

(優待利回り最大株数)=(優待権利最低株数)

という等式が成立します。

 

 一方,この法則が成立しない銘柄もたまにあります。

 この法則の例外に当たる銘柄で,私のウォッチリストにあるものをご紹介します。

 

【2737】トーメンデバイス

権利確定月 9月末日
単元株数 100株
優待の種類 飲食料品、日用品・家電、買い物券・プリペイドカード、その他

株主優待の内容

①~⑥より1点選択
①健康オイル詰め合わせ5本入り
②クオ・カード
③おこめ券
④コロナ対策清潔関連製品詰め合せ
⑤オホーツクFOOD Labギフトセット
日本赤十字社への寄付

100株以上 3品より1品選択 ①、②1,000円分、⑥1,000円分  
200株以上

4品より1品選択 ②3,000円分、③5枚(米5kg相当)、

         ④、⑥3,000円分

500株以上

4品より1品選択 ②4,000円分、③10枚(米10kg相当)、

         ⑤、⑥4,000円分

5,000株以上

3品の中から1品選択 ①+③(10枚(米10kg相当)、②5,000円分

           ⑥5,000円分

 

 高配当銘柄でもあるトーメンデバイス

 優待内容がたくさんあって賑やかですね!

 一番人気は②のクオ・カードでしょうか。

 その部分だけ抜き出してみます。

100株以上 ②1,000円分  
200株以上 ②3,000円分
500株以上 ②4,000円分
5,000株以上 ②5,000円分

 

 この銘柄に関しては,200株保有のときに優待利回りが最大になっていますね。

 優待権利最低株数が100株なので

(優待利回り最大株数)≠(優待権利最低株数)

となっています。 

 同じ優待内容の比較でトーメンデバイスのように上記不等式が成立するものはあまりなく,珍しいです。

 こうなってくると200株保有をしたくなるのが効率厨の性。

 しかし,トーメンデバイスの4月12日現在の株価は4110円,200株保有となると82万円以上の大金が必要になってくる。

 1銘柄にそこまでのお金を投資できるほど資金力はない・・・

 結局買いを諦めました。

 

 

 この他にも優待効率のことについて話したいことがあるので,またいつか記事に書くと思います。 

 皆さんも優待銘柄を買うときは,優待効率のことを考えてみるのも良いかもしれません。